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三鷹の家

三鷹の家  House in Mitaka

夫婦2人と子供1人が暮らす木造3階建て住宅。敷地は東京都三鷹市にあり、前面は位置指定道路で幅員約2.7m、敷地面積約23坪。建主からの要望は「子どもが自室に行くまでに家族とコミュニケーションできる動線」「家族の気配を感じながら、好きなことをしてくつろげる広いリビング」「書庫や和室があり、好きな場所で本を読んだりゴロゴロできる家」というものだった。そこで中心に階段を置き、その周囲に広さ・高さの異なる居場所を配した家を提案した。

玄関は広い土間となっており正面に階段があり、階段で上を見上げると3階天井まで見通せる吹抜けになっている。2階に上がると左には外の景色が見えるワークスペース。右手にはタイル貼りのキッチンとリビングダイニング。後ろを振り返ると、数段上がった2.5階の畳スペース。その脇には壁に大容量の本棚がつくられた3階への階段がのびている。タテの開放感がある畳スペースや吹抜けなどで立体的な豊かさをつくり、広く感じられるようにしている。


所在地    :東京都三鷹市

用途     :戸建住宅

構造・規模  :木造地上3階建

延床面積   :91.44m2

設計・監理  :片山正樹建築計画事務所

構造設計   :平岩構造計画

施工     :株式会社栄伸建設

写真撮影   :西川公朗


・メディア

建築家ポータルサイト「KLASIC」

本棚のある階段で、ゆったり自分時間 ほどよい距離感が心地よい住まい