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大田区の家

新幹線が通る線路近くの敷地。

駐車場を除き敷地一杯に建てると約6m角の正方形平面、2階建てとすると約6mの高さになり6m角の立方体に近いボリュームとなった。どの方向も同じような長さで単調に感じられたため、斜めの線を取り入れ奥行きを出している。玄関から2階への吹き抜けは斜めにカットされ、トイレの三角天窓も作り出している。

階段を登ると2階平面は45度回転しているために対角線の先に外の景色が見える。高度斜線により切妻となった屋根の約1/4を90度回転させ三角形のハイサイドライトをつくり、異なる方位から光が入るようにしている。日時計のように時間の経過によって照らされる壁が変わっていく。

キッチンは45度回転させた平面に合わせてへの字型となり2階の中心を担っている。キッチンとリビングは200mmの段差とし、リビングからは650mmの高さでテーブルのようにしている。天板は無垢のステンレスバイブレーション、側板は既存のクルミ無垢材を再利用し鋸引き仕上としている。

所在地  :東京都大田区

用途   :戸建住宅

構造・規模:木造地上2階建

延床面積 :71.25m2

設計・監理:片山正樹建築計画事務所

構造設計 :平岩構造計画

施工   :小川建設

写真撮影 :西川公朗